展望・チャレンジ

 ANRCは、マーケットプレイスにおける内外のブリッジビルダーとして、地域社会の復興・再生をめざす変革支援と地域社会の宣教協力を支えて行きたい。マーケットプレイスは、職域・生活域で、専門領域のネットワークにより多重に連携した現場のことである。対象者は、多文化共生社会に生きる国際家族・国際人、在留邦人および帰国者である。

 ローザンヌ運動は、社会のあらゆる領域にインパクトをもたらすことを目標に社会変革と宣教協力の両輪を推進している。2020~2030年において、環境・エネルギーや少子高齢化社会における復興・再生をめざす中、ケアとイノベーションを中核とした社会変革と宣教協力を担う次世代育成と地域連携が求められている。多文化共生社会におけるマーケットプレイス(職域・生活域の現場)における国際人宣教協力を支えて行きたい。JEA宣教フォーラム福島(2013)から、ディアスポラ宣教協力は国際人宣教協力へ拡張して取り組んでいる。

 ANRCは、内外ブリッジビルダーの宣教協力に向けた宣教フォーラムと帰国者向けリトリートを合わせたものを行ってきたが、3.11に対する取り組みを反映したANRC12を経て、地域社会の変革支援と宣教協力の浸透をめざした草の根運動が展開している。復興・再生・防災をめざし、ケアとイノベーションを支える次世代ネットワークとして、主に立ち返る者(申命記30:2-3)の異邦人ネットワークが世界の地域社会の現場から求められている。多文化共生社会が進展し、イスラーム社会やヒンズー社会で共存する同胞が拡大する中、ANRCは2013年以降その社会変革・宣教変革を支えるべく、次世代国際人ネットワークを支えて行きたい。

 JEA宣教フォーラム2014(14.09.29 東京)、アジア日本語教会ファミリーキャンプ(2015.02.09-11 Singapore)、アジア宣教フォーラム(2016.02.10-11 東京)、日本伝道会議第6回(2016.09.27-30 神戸)における2年の展開に是非参加し、分科会「国際人宣教協力」を通し、神に喜ばれるライフワークに挑戦いただきたい。

 

地域社会及び世界に貢献する教会

  環境未来都市や医療産業都市を通した地域貢献が日本、アジア、そして世界へと拡大しています。

激変する国際社会の中、復興と再生をめざす課題先進国日本では、歴史認識・歴史観を正して世界潮流をふまえ、世界に貢献していく姿勢が益々求められています。

さらに、宣教協力の受け皿に対し、マーケットプレイス Marketplace (職域・生活域の現場)での需要の変化をすばやく捉え、その多様性を受容し、まとめることが求められています。
  これからの教会と超教派ミニストリーには、事業体やNGO/NPOと同様に、世界と地域への貢献を明示したプログラムを提供し、実行することが求められています。

経済と技術の変革を捉え直し、創造された人や物のケアCreation Careをテーマに、社会と宣教に対する奉仕を両立することによって、地域社会貢献を担う次世代国際人を支え、主の業が拡がることをめざしています。

 

これからの宣教協力

  戦争終結から70年が経過した今、各界では、資本主義とグローバリズムは終焉を迎え、歴史の危機を乗り越える局面にいると認識されています。
 これからは、主要6業界(流通・サービス業界、製造業界、金融業界、通信業界、医療・バイオ業界、官公庁・公共サービス業界)における経済成長基盤と、グローバル人材育成基盤の脆弱性を認識することが必要です。また、この問題を克服するためのライフスタイルや、マーケットプレイス宣教の変革に関する情報を共有しなければなりません。そして、予測と対応が可能な次世代アーキテクチャーを支えるため、協働可能な宣教運動の発展をめざしています。