Tokyo2020~SDGs2030の宣教協力

2020.01.01 青木 勝 https://www.allnations.jp/ masaruaoki.dnj@gmail.com

「まず神の国と神の義を求めなさい。明日のことは明日が心配します。」マタイ6:33–34
「私たちは、むしろ来るべき都を求めているのです。」へブル13:14

主に愛され、主の恩恵の中に生かされてきましたが、事業体を定年退職し、NGOの留学生支援を持続しながら、アジア・日本のビジネス宣教協力、行政と連携し国際協力を支援する包括的な宣教協力に注力します。事業体における総括タスクは、インド拠点のインフラ整備とバンコック拠点のサイバーセキュリティーなど次世代グローバル人材による次世代アーキテクチャー開拓支援でした。一方、事業体のボランティア休暇を利用し、日本大使館・JICA共催カンボジア絆フェスティバルで、セミナー「心のケアとスポーツ」を開催(20/02/22)。被造物ケアCreation Careに向けたビジネス宣教協力Business As Missionを担い支えるディアスポラ宣教協力Global Diaspora Networkに取り組みつつ、宣教協力の次世代アーキテクチャーを開拓し続けたいと願います。

「最後に申します。あなたがたはみな、心を一つにし、同情し合い、兄弟愛を示し、あわれみ深く、謙遜でありなさい。悪をもって悪に報いず、侮辱をもって侮辱に報いず、かえって祝福を与えなさい。あなたがたは祝福を受け継ぐために召されたのだからです。」Ⅰペテロ3:8~9

これは、Tokyo1964~Tokyo2020の半世紀にわたり、宣教協力の基調としてきた重要聖句です。

東京オリンピックの前年1963/7/26、北マケドニアの首都スコピエ(マザー・テレサの故郷)は地震で崩壊。復興・再生の一翼を担ったのは、東京オリンピック競技場を設計した日本の設計グループでした。阪神淡路大震災(1995/10/25)を経てアジア防災センター(ADRC)が開設され、世界の次世代へノウハウが継承されています。東日本大震災(2011/3/11)を経て災害救援キリスト者ネットワーク(DRCnet)や東北ヘルプなどが、熊本地震(2016/4/14)を経て九州キリスト災害支援センターなど地域域・業際ネットワークが拡大されてきました。

大震災が繰り返される度に、行政(国連や政府自治体、NGO/NPO/CSO)とボランティアや宗教団体など官民一体の受け皿協力により、復旧・復興・再生が内外で進められ、更に防災・予防への準備が進められています。 強靭な変革Resilient Innovationが求められ、超教派ベースの宣教協力は元より、宣教師が参画困難な領域へのビジネス宣教協力(Business As Mission、Marketplace Ministry)が拡大し、被造物ケアCreation Careに向けたローザンヌ・WEA被造物ケアネットワークLWCCNが共創され協働タスクが拡大しています。

宣教師が直接関与でき難い地域・業際ネットワークについては、歴史観と世界潮流をふまえ、被造物ケアに向けたビジネス宣教協力(タスク)とディアスポラ宣教協力(リソース)は、国連や政府自治体、NGO/NPO/CSOなどの行政と連携しながら、今やサイバーセキュリティーCyber securityへの対応を拡大させています。更に、アジア主要都市では個別に機能しつつも、緊急課題には何時でも派遣され、対応可能な多国籍メンバーチームの受け皿が求められています。聖書の学びも大切な基盤ですが、課題対応可能な実践的聖書信仰を学び、超教派ベースのチームで動ける、ケアと牽引の双方に対応可能な受け皿と要員育成が急務となっています。

情報通信技術ICTの浸透が、人々の生活(暮らしやビジネス)をあらゆる面でより良い方向に変革させるデジタルトランスフォーメーションDX(2004年提唱)は、5G商用サービス開始(2020年春)とローカル5G整備により進展します。人々がもっと自由に、個人の能力を発揮できる公平で豊かな都市の実現と、人やモノ、プロセスを産業の枠を超えてつなぎ、新たな価値創造が展開されます。DXは技術の話ではなく、企業(経営や事業)の在り方を変革する、従業員の生活や働き方を変革することで、2020年代の世界を変革して行きます。 COP25(2919/12/3–13)では、CO2削減目標未達へのクレームがありましたが、カーボンリサイクル実用化により日本の回答が提示されて行きます。健康人生100年時代を見据えたBeyond Health(2019/5/14)が開設され、産学官連携によるフレイル・認知症予防(適切な介入により脆弱Frailtyや要介護を介入によりて低減させる)が行政により加速されます。2020~2030を展望し、DXにみる創造的破壊Disruptive Innovation(1992提示)による開拓に向け、世界と時代の変革をウオッチしそれを担い支える次世代グローバル人材への宣教協力を一層促進させたい。宣教協力の次世代アーキテクチャーを開拓・提案しつつ、受け皿ネットワークの変革を推進したく願います。

「すべての人との平和を追い求め、また、聖められることを追い求めなさい。私たちは揺り動かされない御国を受けているのですから、感謝しようでありませんか。こうして私たちは、慎みと恐れとをもって、神に喜ばれるように奉仕をすることができるのです。」ヘブル12:14、28

「この方こそ、私たちの罪のための、私たちの罪だけでなく全世界のための、なだめの供え物なのです。」Ⅰヨハネ2:1~2

「善を見ならいなさい。真理そのものからも証言されています。」Ⅲヨハネ1:11–12

「世の中から求められているもの、世の中に役立つものは何か」そして「主に喜ばれ、人に喜ばれることは何か」を捉え続けてきました。福音伝道と社会的責任を担い支える宣教協力の包括的アプローチとして、「国際平和につながる国際協力を支える宣教協力」、「世全体の罪を贖い、主の平和がもたらされる宣教協力」を探求してきました。「多文化共生社会における共存・協働により復興・再生から予知・予防をめざす次世代アーキテクチャーの開拓」が拡大されます。

次世代アーキテクチャーとは、日本の国際協力タスク、そして多文化共生社会における隣人チームネットワーク(Christian, Muslim, Hindu, Buddhistなど)が活用され、宇宙の平和をはじめ未来産業が活用される宣教協力です。また、世全体の罪(テロ、戦争、震災、飢餓、貧困、差別、多様なゴミなど反平和)からの復興再生につながる宣教協力です。日本、アジアそして世界における主の平和、国際平和につながる持続可能なインフラ整備を加速させるべく、行政を補足する教会や超教派ミニストリーのメッシュ・ネットワークが内外に益々拡大され、然るべく評価される広報外交が展開されることを祈り願います。

Business Round Tableの動向から、企業の社会的責任CSR、環境保護など持続可能な事業運営に対する更なる厳しい要件が提示されている。世界に先駆けて、利益を追求しながら、より良い社会のために活動する企業「ベネフィット・コーポレーション」、そして社会や環境によりよい企業活動を行うことを表明し、行動する会社であることを証明するための評価「Bコープ認証」は、B Lab(NPO 2006設立)により開拓され世界に拡大している。こうした法に守られた人格を持つ社会課題に取り組んだ企業が増えることで、社会貢献を目的とした企業が、ミッションを持ち続けたまま長期間ビジネス活動を行い続けることができるようになった。一方、ティール(進化型組織 2014提唱)によるブレークスルー同士の繋がりも注目されている。ビジネス宣教協力の受け皿自体も徐々に更改される必要があり、Global BAM Congress(20/4/29~5/3)でも照会して行きたい。

アジアの次世代を長期にわたり見つめてきたが、人を動かし、人を変える潜在力を持ち、人に夢を与える、さらに、社会を変える力を持し、無限の可能性を覚える。世界にはおもしろい素材や人材があり、遺伝子が広がっている。アジアの日本、日本におけるアジアを捉え直し、次世代グローバル人材による次世代アーキテクチャーの開拓を加速させたいと願います。 牽引とケアの包括的アプローチを通して祝福を受け継ぎ、受け皿共創による新しい文脈開拓に励みましょう。

Copyright © 2019 All Nations Retuenees Connection. All Rights Reserved.